と思った私は甘かった。

完全に油断したまま、何事も考えずに3分待ってお湯を切って
ソース開けたら、まさかの普通の焼きそばソース。
色を見た時、それは一見普通の焼きそばソースだったが、
流石に何かを仕込んでいるだろうと思っていた。
何も仕込んでいなかった。
そして、後入れ調味料と称した袋。
中には本当にチーズしか入っていない。
匂いを嗅ぐと、焼きそばの香りとチーズの香りがダブルアクションで襲いかかってくる。
両者にハーモニーの欠片は一切なく、
空気を読まずに自己を主張しているだけである。
ぶっちゃけると、不快。
実際に食する。
焼きそばは確かにソース焼きそばである。
チーズは確かにチーズである。
両者にハーモニーの欠片は一切なく、
空気を読まずに自己を主張しているだけである。
この混じり合い、
いや古代人による棍棒の殴り合いを表現する日本語は
現代日本に存在しない。
その正体を探るべく、私は訳も分からず箸を進めるが、
正直、ちょっと気分が悪くなった。
路線としては正しい路線である。
ショートケーキ味焼きそばとか、チョコレート味焼きそばとか、
消費者に選ばれる季節限定焼きそばではなく、
消費者を選定する季節限定焼きそばこそが世に憚るべきだ。
そういう日本であるべきだ。そうでしょう?
久しぶりの劇物。
まぁ、これでもチョコレートに比べると余裕の部類である。
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